| 58お父さんの帰宅 |
しばらく借りてきた猫状態でポツンと座っていると お父さんらしき人が帰ってきた。
俺は馬鹿の一つ覚えの様にさっき言った
「こんにちは 私の名前はたいしです
元気ですか?」
をまたタガログ語で挨拶をした。
するとお父さんは
「オ〜 タイシ」
と握手を求めてきた。
想像とは違うお父さんのフレンドリーさに かなりビックリしてしまった。
その後それぞれに買ってきたお土産を渡すと それに一番喜んだのもお父さんだった(笑)
お母さんは
「こんなに良い物を」
って感じでちょっと遠慮してる感じで お兄さんと妹は少し恥ずかしそう。
肝心のアイリーンは
「あ〜〜〜 プーチャン!!」
とぬいぐるみを抱きしめ喜んでいた。
「マラミンサラマッポ(どうもありがとうございます)」
と言うアイリーンに
「ワランアヌマン(どういたしまして)」
と返すとアイリーンは笑い少し懐いてくれた様だった。
少し経つと何やらお父さんとお母さんとクリスティーナで 揉めている様だ。
妹に英語で
「何があったの?」
と聞くと
「お父さんパーティやりたいみたい
でもお母さんとお姉さんが反対してる」
と。
しばらく経つとクリスティーナが傍に来て
「ねぇ お父さんがパーティやりたいだって」
と言うので
「いいんじゃないの? ダメなの?」
と聞くと
「う〜ん だって近所の人皆呼ぶから料理大変よ
後お酒も買わなきゃいけない」
と。
「あ〜 じゃ 料理もなんか買ってくれば?
後酒も近くで買えないの?
俺金出すから」
と言うと
「それはいい 私払うするから
私のお父さんほんとお酒好きだから困っちゃう」
と。
どうも俺が持ってきた酒が お父さんのハートに火をつけた様だった。
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