| 64 良くしてもらったから |
「ね〜 家族皆に服でも買おうよ」
と俺は言った。
「い〜〜〜 勿体ない」
と言うクリスティーナに
「俺の事覚えてて欲しいから
服ならいつまで経っても残るけど
酒やたばこはすぐ無くなるもん」
と言うと
「あはは お父さんすぐ飲んじゃうだからね〜」
と。
まず3人にお父さん・お母さん・お兄さんが好きそうな服を選んでもらい それを購入した。
「私はいいよ」
と言うクリスティーナに
「当たり前〜 だってクリスティーナとはすぐまた日本で 会うじゃん」
と笑った。
妹は遠慮してたがクリスティーナから言われ 結局自分の好きな服を選んだ。
「マラミンサラマッポ(どうもありがとうございます)」
と言う妹に
「どういたしまして それは俺がしてあげたい事だから」
と笑った。
ここで妹は大学に行く時間と言う事で 一旦別れる事になった。
クリスティーナと妹は9歳離れていて まだ大学に入ったばかりだった。
その後軽くファーストフードでご飯を食べたけど 外でご飯を食べると言う事があまり無いらしく アイリーンはとてもはしゃいでいた。
アイリーンの口を拭くクリスティーナを観ながら
「なんか家族みたいだな〜」
なんてニヤける俺。
それを観られ
「何考えてる〜!」
とクリスティーナに突っ込まれた。
「いや なんか3人で家族みたいだなと思って
いつかはそうなるよね?」
と言うと 嬉しそうなクリスティーナ。
アイリーンに
「たいしの事ダディ(お父さん)と呼びなさい」
なんて言いアイリーンも素直に
「ダディ〜〜」
と。
こんな家族ごっこがとても幸せだった。
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